こんにちは、サイゾーです。
長野県上田市へ移住し、新しい暮らしと働き方を実践しています。

「移住はしたいけど、仕事や転職、生活に不安があるっ……」

「移住はしたいけど、失敗はしたくない!」
そんな方のために、このページでは上田市移住を考える人が最も気になる仕事・転職・暮らしのポイントを徹底解説します。
実際に移住した方々の生の声や、地元での仕事探しのコツまで、リアルな情報をお届けします。
私自身、移住と転職をきっかけに自分の「時間」を取り戻すことに成功しました。
その結果、家族との時間や趣味、自己投資に使える時間が増え、毎日の生活にゆとりが生まれています。このブログを書く余裕も、そんな時間の豊かさから生まれています。
このページを読み進めることで、上田市移住に向けての具体的な準備ができるようになります。
「仕事」と「暮らし」の両面から、あなたの不安を解消し、充実した移住生活への第一歩をサポートします。
✔専門家としての視点
移住経験者であるとともに、現在は移住相談や地元企業の採用支援、まちづくり事業に携わる仕事をしています。個人と専門家、両方の視点からリアルな情報をお伝えします。
上田市に移住してどう?暮らしのリアルな話

まずはどんな街なのかを知りましょう。
移住する前に実際に上田市に来て肌で感じることをおすすめします。(特に夏と冬!)
上田市ってどんな街?移住前に知っておきたいポイント
知っておくべきポイントは以下の3つ。
①上田市の特徴|気候や暮らしの便利さ
②上田市は移住に向いているか?他の長野県の街との比較
③実際に移住した人の感想&口コミ
■①上田市の特徴|気候や暮らしの便利さ
以下に特徴をまとめます。
- 長野県東部にあり、県内では「東信エリア」と呼ばれている地域に属す
- 東京から新幹線で約1時間30分、車で約2時間40分
- 冬の最低気温マイナス10℃程度、夏の最高気温35℃前後
- 晴天率がたかく、雨は少ない、雪も少ない
- 人口は約15万人で県内3番目
- スーパー・病院・学校など生活に必要な施設はそろっている
東京などと比べて、昼夜の気温差が大きいのが特徴。
特に東京と比べると冬はしっかり寒い。
もっと知りたい方は上田市公式サイトも参考にしてみてください。
■②上田市は移住に向いているか?他の長野県の街との比較
下記は、上田市・長野市・松本市の「人口」「家賃相場」「ショッピング施設」「交通利便性」などを比較した表です。
項目 | 上田市 | 長野市 | 松本市 |
---|---|---|---|
人口 | 約151,120人 (上田市公式統計) | 約360,540人 (長野市公式統計) | 約233,020人 (松本市公式統計) |
1LDK家賃相場 | 約6.3万円/月 (JR上田駅周辺) | 約7.8万円/月 (JR長野駅周辺) | 約7.4万円/月 (JR松本駅周辺) |
ショッピング施設 | ・イオンスタイル上田 ・アリオ上田 | ・ながの東急百貨店 ・MIDORI長野 ・イオンタウン長野三輪 | ・イオンモール松本 ・MIDORI松本 ・井上アイシティ21 |
交通アクセス | ・新幹線(北陸新幹線) ・上田菅平IC(上信越道) | ・新幹線(北陸新幹線) ・長野IC(上信越道) | ・空港あり(信州まつもと空港) ・松本IC(長野道) |
・上田市:https://www.city.ueda.nagano.jp/
・長野市:https://www.city.nagano.nagano.jp/
・松本市:https://www.city.matsumoto.nagano.jp/
・不動産情報:Yahoo不動産、SUUMO(2025年4月時点)
・各商業施設公式サイト、報道記事等より
長野市や松本市と比べると、上田市は家賃が安く、人口も少なめなので落ち着いた暮らしができます。東京には一番近いです!
ただ、大きなショッピングモールが少ないので、都会的な便利さを求める人には少し物足りないかも。
■③実際に移住した人の感想&リアルな口コミ
実際に移住した人たちの声には、「リアルな暮らし」あり。
いいところだけでなく、日常のギャップや驚きもたくさん。
以下は、上田地域の企業ガイドブックに掲載されていた移住者の生の声です。
「冬が寒い!そして長い!」
「思ってたより夏が涼しくない。ってゆーか暑い!」
「車がないと生活できない!」
「スタッドレスタイヤが必要」
「夕方にふと思い立って、温泉に行ける」
「ソウルフードが意外に多い」※出典:上田職業安定協会『上田地域安定雇用企業ガイド2026』より一部引用
良くも悪くも「住んでみないとわからないこと」がたくさんあるのが地方移住のリアルです。
私自身も「山のある景色」、「祭りやイベントの多さ」、「歩いている人の少なさ」には最初は驚きつつも好きなところです。
上田市移住のいいところ&気をつけたいところ
いいところもあれば悪いところもあります。
東京に比べると不便ではあるので、、、どこまで許容できるかもポイントです。
■【いいところ】移住者が感じた「上田市、住みやすい!」ポイント5つ
- 家賃&物価が安い → 生活コストが下がる
- 自然が身近にある → 山や川があって、山派のアウトドア好きには環境抜群
- 東京にも行きやすい → 新幹線で1時間半で都内に出られる
- 地域の人が優しい → 移住者を受け入れてくれる温かい雰囲気(いろんな人が言う)
- 田舎過ぎない → 生活する上で必要な都市機能は備わっている
■【注意点】上田市移住で「ここはちょっと困るかも?」なこと
- 冬が寒い!→ 氷点下になることもあるので、寒さ対策は必須
- 車がないと不便 → 公共交通機関は少なめなので、車があると快適(冬は特に)
- 都会ほど便利じゃない → 24時間営業のお店が少ない、閉店時間が早いお店も
冬はしっかり寒いので夏に比べて光熱費が割高になったり、暖房費(灯油)がかかります。
■どんな人に上田市移住が向いているか?
◎:向いている人 → 静かな環境が好き・人混みが苦手・自然のある暮らしがしたい・リモートワークOK
×:向いていない人 → 都会の便利さが絶対必要・車なしで生活したい・東京へ頻繁に行く・仕事してがっつり稼ぎたい
上田市で仕事はある?移住者が選びやすい働き方

上田市の仕事事情|どんな仕事が多い?
求人倍率でみると長野県は全国平均を上回っていることが多いです。
県内で見ても上田地域の求人倍率は高めですが業種には偏りがあります。
最新の情報は長野労働局HPの労働市場情報でチェックできます。
■上田市で求人が多く安定している業界は?
✅ 製造業(精密機械・電子部品)
→ 市内には工場が多く、未経験でもOK、求人数が多く、安定した職場が多い
✅ 医療・福祉系
→ 高齢化の進行に伴い、医療機関や介護施設での雇用が増加
✅ 卸売業・小売業
→ 市内の商業施設やスーパー、ドラッグストア、地元商店街など、地域の消費活動を担う存在
✅ 建設業
→ 都市整備や住宅建設、インフラ整備など、地域に欠かせない仕事
✅ 宿泊業・飲食サービス業
→ 観光地としての魅力を持つ上田市では、観光客向けの宿泊施設や飲食店が多く、サービス業の雇用も盛ん
上田市で転職を成功させるには?
移住をするにあたって転職をするのであれば、年収ダウンは覚悟しておいた方がいいです。
未経験の仕事にチャレンジするのであればさらに年収は下がります。
移住となると新しいことにチャレンジしたく気持ちもわかりますがグッとこらえましょう。
まずはなるべく経験を生かした仕事に就くことをおすすめします。
■上田市の給料はどれくらい?都会と比べると?
・ 上田市の平均年収:大体350万〜400万円くらい・・・
・ 東京より100万円以上低いけど、生活コスト(家賃や外食に行く回数が減るなどで)は安い
移住することで自由度(時間・趣味・副業)は上がります。
東京などにいて起こりがちな収入は多いがその分支出も多く、余裕は減りがちということはありません。
■移住後の収入を安定させる方法
とはいえ、できれば収入もある程度は確保したいという人は下記を参考にどうぞ。
・ 移住前にリモートワークOKの職種に転職しておく
・ 営業職やITエンジニア、事務職などの汎用性の高い職種を経験しておく
・ 副業を活用して収入を増やす
・ 移住支援制度をチェックして補助金を活用する
上田市での働き方|リモートワーク・フリーランス・副業はできる?

上田市はリモートワーク向き?
ネット環境は整っていて、光回線やWi-Fiも充実しています。
光1Gbpsエリアが市内ほぼカバーしているので、オンライン会議も動画配信もストレスないです。
コワーキングスペースも利用OKで市内には+519worklodge、HanaLab.、犀の角コワーキング・せっせよいよいなどがあります。
チェーン系カフェはスタバ3店舗、タリーズ2店舗、コメダ1店舗あります。
個人経営のカフェもあるので、お気に入りを探すのもありです。
副業をするなら?移住者向けのおすすめ副業
上田市は生活コストが抑えられますが、平均年収は下がることが多いため「本業+副業」で“ゆとり資金”をつくることがおすすめです。ここでは、実際の副業を3タイプご紹介します。
副業タイプ | こんな人におすすめ | 初期費用 | 収益の目安 |
---|---|---|---|
ブログ/YouTube(情報発信型) | 上田市の暮らしや観光を発信したい/文章・動画が好き | サーバー代+ドメイン代で月1,000円ほど | 半年〜1年で月1〜5万円も可能 |
クラウドソーシング(在宅ワーク型) | ライティング・デザインなどPC作業が得意 | ほぼゼロ | 月3〜10万円を副業で稼ぐ人も |
地域密着フリーランス(ローカル密着型) | イベント運営やPRが好き/人脈づくりが得意 | 名刺+交通費程度 | 案件次第で月数万円〜 |
ブログやYou Tubeは “上田市” というキーワードがニッチで競合が少ないため、SEOで上位表示しやすい のがメリットです。クラウドソーシングは「ランサーズ」や「クラウドワークス」で リモートOK案件 を検索すると、地方在住でも首都圏レベルの報酬が狙えます。
地域密着型は、観光協会や地元企業から依頼を受けて イベントスタッフや広報 を担当するケースが多く、“顔が見える副業” として信頼が積み上がりやすいのが強みです。
上田市移住&仕事探しを成功させるコツ

仕事探しは移住前?移住後?どっちがいい?
結論から言うと、「なるべく移住前に内定を取っておく」 ほうが安心で理由は3つ。
- 収入が途切れない
→ 引越し費用・新生活の家具家電など、まとまった出費が続くなかで給与がストップすると心理的負担が大きい。 - 住まい探しがスムーズ
→ 地方は「職場の場所」によって住むエリアを決める人がほとんど。先に勤務先が決まっていれば通勤時間や子どもの学区もイメージしやすい。賃貸の場合も仕事が決まっている方が借りやすい。 - 自治体の移住支援を受けやすい
→ 上田市の移住支援金は 「転入後1年以内」かつ「就業(または創業)後1年以内」に申請 が必要。移住前から内定を取っておけば書類準備がスムーズです(上田市公式サイト 更新日:2025-04-25確認)。
移住支援金は年度予算に達し次第受付終了になる場合があるため、
最新の更新日を必ず確認しましょう。
どうしても「移住後に探したい」場合は、
生活費最低3~6か月分+引越し諸経費 を貯金しておくと安心です。
仕事が決まらない…そんなときの対策
「応募はしているのに内定が取れない…」
そんなときは、次の3ステップで流れを変えてください。
ステップ | やること | コツ |
---|---|---|
① エージェント無料相談 | リクルートエージェント・dodaなど大手+長野県特化型を併用 | 地域特化エージェントは非公開求人が多い |
② スキル棚卸し&学び直し | Udemy/YouTubeでIT・DXスキルを短期習得 | 履歴書に「現在●●を学習中」と書くだけでも熱意が伝わる |
③ 副業・フリーランスを並行 | クラウドソーシングで小さな案件を受注 | 「実績0→1」を作ると面接で話せる武器になる |
まとめ|上田市移住×仕事の成功ポイント

- 暮らしやすさと働きやすさが両立
→ 家賃・物価が安く、新幹線で東京にも出られる “ほどよい田舎” - 仕事探しは事前準備がカギ
→ 移住前に現地見学やオンライン面接を進め、リモートOK求人も視野に - 副業+地域の仕事で収入源を複線化
→ ブログ・クラウドソーシング・地域プロジェクト参加で “好き” と “稼ぐ” を両立
上田市には、自然と都市機能のバランス、そして移住者を歓迎する温かい風土があります。
「いつかは地方で自由に働きたい」と思っているなら、
まずはオンライン面談や現地視察ツアーで一歩踏み出してみてください。
きっと、自分らしい働き方とゆとりある暮らしが待っています。
最期までお読みいただきありがとうございました。
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